トイレの水がなかなか、とまりません

2018/09/11
by ましの ひでき
タンク内部

男性用トイレの和式トイレの水が、少しずつ便器に流れています。8月は忙しかったので、また、水の量があまりたいしたことが無さそうなので、そのままにしておきました。しかし、時間がたって、直るわけでもなく、8月の水道使用量も多かったことから、なんとか直してみるか、ということになりました。

タンクのフタをはずしてみると、上の方から水がちょろちょろと出ています。止まる気配はありません。白いプラスチックの浮き球を持ち上げてみると、止まります。そこで、浮き球と水位の関係が悪いのかと思い、浮き球を少し下げるように、してみました。つまり同じ水位なら早く弁が閉まる、ようにネジを回して調整してみました。
結果は、変わりません。依然として水が出続けます。よく見てみると、オーバーフロー管(プラスチックの筒)の上まで水位が上がっていないのに、水が出続けているようです。

「これは、どういうことなんだろう?」・・・「ひょっとして、底からもれているのか?」「やっかいだな・・底のパッキンがおかしくなってるのかなー」とあれこれ考えました。どうもWEBサイトなどで調べると、タンクの底に付いている、ゴムフロートを交換した方がいい、と書いてあります。その黒いゴムの丸いボールに触れると、手が真っ黒になります。「こんなもので、よく水が漏れないもんだなー(というか今、漏れている訳ですが)、取り替えてもダメなんじゃないかな?」などと考えましたが、一応、新しいものを買ってくることにしました。このトイレは、INAX製のもので、ゴムの丸いボールのようなものがついていて、サイズが55mmと65mmのものがあるそうです。取り出してサイズを測ろうとしたところ、周りの枠に引っかかって、外れません。ボールの下には、なんか棒が付いています。どうもその棒は少し曲げても、問題ないらしく、その棒を曲げることで、なんとかボールを外すことができました。サイズは55mmでした。

あと、少し困ったのが、このトイレの止水栓でした。マイナスドライバーで閉めるには、大きな栓で、これもWEBサイトで調べると、水栓ドライバーなるものがあるそうです。近所のホームセンターには、残念ながら売っていませんでした。ただ、何か代用になるものがありそうだなー、ということで、厚みとか、形状などを考えた結果、いわゆる「栓抜き」がなんとか使えそうだったので、やってみたところ、あっさり止水栓は回りました。

この丸いゴム・・ゴムフロートというそうですが、約1000円程度ものを買ってきて、取り付けてみました。古いものと比べると、当たり前ですが、柔軟性がある感じで、なんとかいけそうです。
止水栓を元に戻して、タンクに水を入れ始めました。
「やったー」水が漏れません。水位がタンクの上まで来ると、流れ続けていた、水栓からの水が止まりました。
よかった、よかった。このトイレは、もう20年以上使っているものでした。

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